【2月22日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は22日、東部の親ロシア派武装勢力が支配する2地域についてロシアが独立を承認し派兵を命じたことを受け、西側諸国に対し「明確な支援」を求めた。

 ゼレンスキー氏は国内の緊急安全保障会議を招集するとともに、各国首脳と電話会談を行い支援を呼び掛けた。

 同氏は国民向けテレビ演説で、ウクライナは「何も、何者も恐れない」とし、ロシアの行動はウクライナの「主権と領土の一体性を侵す」ものだと非難。「わが国のパートナーから明確かつ効果的な支援の手が差し伸べられるものと期待している」と述べた。

 さらに「誰が真の友人でパートナーなのか、誰が相変わらず口先だけなのかを見極めることが今、極めて重要だ」とし、「ここはわれわれの領土だ」と強調した。(c)AFP/Michael MAINVILLE with Dave CLARK in Kyiv