【2月22日 Xinhua News】中国香港に本社を置く調査会社カウンターポイント・リサーチが16日に発表したリポートによると、2021年第4四半期(10~12月)の中国スマホ市場の出荷台数は前年同期比11%減少した。メーカーの競争が激化し、市場シェアでは米アップルが21%で首位に立ち、中国勢の「栄耀(HONOR)」が17%で初めて第2位に入った。なお、栄耀は2022年に入ってからも勢いを保っており、1月最終週のシェアも17%となった。

 ミドルレンジ・ハイエンド機種の好調な売れ行きが栄耀の力強い回復につながった。「栄耀50」シリーズは価格帯が200~599ドル(1ドル=約115円)の機種として、発売後5カ月連続で販売台数トップを維持している。22年は「栄耀60」シリーズ、「栄耀MagicV」などの新機種が追い風となり、引き続き力強い成長を続けるとみられる。週間販売統計では、1月の後半2週の栄耀の販売台数は直近2週から32%増加した。(c)Xinhua News/AFPBB News