【2月22日 Xinhua News】ドイツ連邦統計局が18日発表したデータによると、ドイツと中国の2021年の貿易額は前年に比べ大幅に増え、中国は6年連続でドイツ最大の貿易相手になった。

 対中輸入額は前年比20・8%増、対中輸出額は8・1%増で、輸入における中国の重要性が着実に上昇した。

 ドイツとオランダとの貿易額は2061億ユーロ(1ユーロ=約131円)、米国との貿易額は1941億ユーロで、それぞれ2位と3位だった。

 ドイツの輸入相手国ランキングで1980年に35位だった中国は、1990年に14位に躍進。2015年からは最大の輸入相手国となっている。

 ドイツ貿易・投資振興機関のフリードリッヒ首席総裁は新華社の書面取材に対し、中国は世界で最も重要な成長市場の一つで、新型コロナウイルスや気候変動など世界的な課題に対処する上での重要なパートナーでもあると述べた。

 中国税関総署のデータによると、21年の中国とドイツの貿易総額は2351億ドル(1ドル=約115円)だった。(c)Xinhua News/AFPBB News