【2月21日 AFP】米宇宙技術会社マクサー・テクノロジーズ(Maxar Technologies)は20日夜、ロシア軍がウクライナ国境付近に新たな部隊を展開している様子を衛星画像で確認したと発表した。

 同社によると、20日に撮影された衛星画像は、ロシア軍の既存拠点から進出した「装甲車両や部隊」が、ウクライナ国境から約14〜30キロの森林や草原の「複数の地点に新たに配備された」様子を捉えたもの。木立や道に区切られた雪原に残る車両のわだちや、複数の建造物も確認できる。

 マクサーは今回の画像と今月13日に撮影された画像を分析した結果、ロシア南西部の3地域で部隊や装備の移動が見られたとしている。(c)AFP