【2月21日 AFP】ベラルーシ国防省は20日、国内で実施しているロシア軍との合同軍事演習について、ウクライナをめぐる緊張が高まっていることから、継続すると発表した。演習は同日終了予定だった。

 ベラルーシのビクトル・フレニン(Victor Khrenin)国防相は声明で、「ベラルーシとロシア両国大統領が決定した」と説明。両国が国境を接する地域での軍事活動の活発化と、ウクライナ東部の情勢悪化が理由だとしている。終了時期は明らかにされていない。

 ロシアによるウクライナ侵攻が懸念される中での合同軍事演習の実施で、ロシアと西側諸国の緊張は高まっていた。

 米国は、ロシアはウクライナ北部国境を含めベラルーシでの軍事演習に、兵士3万人を派遣したとみている。(c)AFP