【2月22日 Xinhua News】北京冬季五輪会場として「氷立方」(アイスキューブ)の愛称を持つ国家水泳センターで、新型コロナウイルス感染症対策ロボット「笨小宝」がスタッフを追いかけてマスク着用を促す動画がこのところ、ソーシャルメディア(SNS)上で話題になっている。

「氷立方」には現在、3台の「笨小宝」が配置され1日14時間稼働している。規定の巡回ルートを200往復し、合計で約6万平方メートルをカバーする。1日の任務を終えると自動で充電とメンテナンスを行う。

「笨小宝」と同じく「笨」を冠する7種類のロボットがある。会場の消毒作業で活躍する「笨小新」も「氷立方」に配置され、電池残量が少なくなると充電スタンドに戻る自動帰還、24時間リモートワンタッチ消毒、人工知能(AI)による巡回ルートの自動設定など各機能が搭載され、スタッフの負担軽減に貢献している。

 このほか配送ロボット「笨小逓」、清掃ロボット「笨小衛」などのスマートロボットが、各会場で活躍している。(c)Xinhua News/AFPBB News