【2月20日 AFP】北京冬季五輪は19日、スピードスケート男子マススタート決勝が行われ、ベルギーのバート・スウィングス(Bart Swings)が優勝。同国に1948年のサンモリッツ大会以来74年ぶりとなる冬季五輪の金メダルをもたらした。

 リンクを16周するマススタート。スウィングスは63ポイントを獲得し、40ポイントの鄭在源(Chung Jae-won、チョン・ジェウォン)と20ポイントの李承勲(Lee Seung-Hoon、イ・スンフン)の韓国勢を上回った。

 4年前の平昌冬季五輪で銀メダルだったスウィングスは「銀から金になるなんて信じられない」と喜んだ。

 ベルギーの選手が冬季五輪で金メダルを獲得するのは、1948年サンモリッツ大会のフィギュアスケート・ペアでミシュリーヌ・ラノア(Micheline Lannoy)/ピエール・ボーニエ(Pierre Baugniet)組が優勝して以来となった。

 日本勢は土屋良輔(Ryosuke Tsuchiya)が6位、一戸誠太郎(Seitaro Ichinohe)が8位だった。(c)AFP