【2月19日 AFP】NBAオールスターゲーム2022(2022 NBA All-Star Game)の開催を控えた18日、ライジングスターズ(2022 NBA Rising Stars)の決勝が米オハイオ州クリーブランド(Cleveland)で行われ、優勝したチーム・バリーのケイド・カニングハム(Cade Cunningham)が最優秀選手(MVP)に輝いた。

 2021年のドラフトで全体1位指名を受けたデトロイト・ピストンズ(Detroit Pistons)のカニングハムは、チーム・アイザイアとの決勝で5得点をマーク。地元の観客から大声援を受けたクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)のエバン・モブリー(Evan Mobley)も同じく5ポイントを挙げ、チーム・バリーが25-20で優勝した。

「全力を尽くすことができ満足している」と振り返ったカニングハムは、「ここでの僕の目標は勝つことだった。そのためのチームだったし、自分たちを証明しなければならなかった」と続けた。

 フォーマットが新しくなったライジングスターズでは28選手が4チームに分かれ、準決勝の2試合と決勝を開催。決勝は先に25得点に到達したチームの優勝となる。

 4チームのヘッドコーチ(HC)を務めたのは、いずれもバスケットボール殿堂(Basketball Hall of Fame)入りしているリック・バリー(Rick Barry)氏、ゲーリー・ペイトン(Gary Payton)氏、アイザイア・トーマス(Isiah Thomas)氏、ジェームズ・ウォージー(James Worthy)氏だった。

 18日に行われた準決勝の2試合は、いずれも2点差以内での決着となった。

 チーム・アイザイアはメンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)に所属するデズモンド・ベイン(Desmond Bane)のフリースローが決勝点となり、50-49でチーム・ウォージーに勝利。

 準決勝の2試合目では、ジェイショーン・テイト(Jae'Sean Tate)がドライブから決勝点を決め、チーム・バリーがチーム・ペイトンを50-48で下した。

 20日に予定されているNBAオールスターでは、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)のレブロン・ジェームズ(LeBron James)とブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)のケビン・デュラント(Kevin Durant)がそれぞれキャプテンを務める。(c)AFP