【2月19日 AFP】テニス、ドバイ選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2022)は18日、女子シングルス準決勝が行われ、エレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)が2-6、7-6(7-0)、6-0で元世界1位のシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)に逆転勝ちを収め、決勝に進出した。

 2017年の全仏オープン(French Open 2017)女王であるオスタペンコは3試合連続の逆転勝利で、3度目のドバイ選手権優勝を目指していたハレプを阻んだ。

 また今大会では1回戦でソフィア・ケニン(Sofia Kenin、米国)、2回戦でイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)、準々決勝でペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)を倒しており、四大大会(グランドスラム)優勝経験者を4人下しての決勝進出となった。

 21日に発表される世界ランキングでは、2018年以来となるトップ20返り咲きが決定。決勝はキャリア通算11度目で、今回は2019年以来となるハードコートでのタイトル獲得を目指す。

 決勝では世界31位のベロニカ・クデルメトワ(Veronika Kudermetova、ロシア)と対戦する。

 クデルメトワは準決勝で対戦予定だったマルケタ・ボンドロウソバ(Marketa Vondrousova、チェコ)が右内転筋のけがを理由に棄権を余儀なくされたため、不戦勝で決勝に駒を進めた。(c)AFP