【2月19日 AFP】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は18日、東京五輪の陸上男子4×100メートルリレーで2位に入った英国のチジンドゥ・ウジャ(Chijindu Ujah)のドーピング違反を認定し、英国チームの銀メダルを剥奪すると発表した。

 ウジャは昨年8月6日の決勝レース後、筋肉増強に使用される禁止薬物のオスタリン(Ostarine)と選択的アンドロゲン受容体調節薬のS-23の陽性反応を示した。

 英国は優勝したイタリアと0秒01差の2位に入ったが、今回の失格でカナダに銀メダルが渡り、中国が銅メダルに繰り上がるとみられる。

 CASの反ドーピング部門は「(ウジャが)反ドーピング規則違反を犯したことが判明した」と発表し、「ウジャは4×100メートルリレー決勝の結果が取り消しになり、メダルや賞状、ポイント、賞も合わせて全て没収される」とした。

 CASはまた、処分期間の判断を含めた今後の動きについては、ワールドアスレティックス(World Athletics、世界陸連)が独自の権限において検討する必要があると述べた。

 27歳のウジャはコメントを発表し、「悲しみ」と共に決定を受け入れるとしながらも、「汚染されたサプリメントを知らずに摂取した」と弁明。チームメートに対しても謝罪した。(c)AFP