【2月18日 AFP】新型コロナウイルスワクチン接種をめぐる問題でオーストラリアから国外退去となり、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2022)出場を逃した世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が17日、次週の復帰戦を前に「今まで以上に良いプレー」をしたいと話した。

 次週のドバイ選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2022)で復帰するジョコビッチは、テレビ局セルビア放送(RTS)に対し、「戻ってくる時に状況が今までと同じだとは言えない。だが、今まで以上に良いプレーをする理由は増えた」と話した。

 また、ワクチン未接種のため参加できるかは自分が決められる問題ではないとしながらも、大きな大会に出場したいとコメント。「大会が行われる国によるが、用意はするし、自分のキャリアを継続したい」とした。2024年のパリ五輪出場を視野に入れていることも明かし、唯一手にできていない主要タイトル獲得に意欲を示した。

 ドバイ選手権は21日に開幕する。大会が行われるアラブ首長国連邦(UAE)は、入国時のワクチン接種が義務付けられていない。(c)AFP