【2月18日 AFP】北京冬季五輪でドーピング検査を管轄する国際検査機関(ITA)は17日、ボブスレー女子ウクライナ代表のリディア・フンコ(Lidiia Hunko)が、検査でアナボリックステロイドに陽性反応を示したと明らかにした。

 ボブスレーが行われた延慶(Yanqing)で14日に採取されたフンコの検体に、デヒドロクロロメチルテストステロン(dehydrochloromethyl-testosterone)が含まれていたという。すでにフンコには暫定資格停止処分が科された。

 28歳のフンコは新種目のボブスレー女子1人乗りで20位だった。

 今大会の薬物検査で陽性となったのは3人目で、ウクライナの選手では2人目となった。(c)AFP