【2月17日 AFP】21-22スペイン1部リーグは16日、第21節の延期分が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)はホームで最下位レバンテ(Levante)に0-1で敗れた。リーグ戦ではこれが7敗目となり、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)出場権が与えられる4位再浮上のチャンスを逃した。

 昨季王者のアトレティコは枠内シュートを1本も打つことができず、後半ゴンサロ・メレロ(Gonzalo Melero)に許したゴールが決勝点となった。一方のレバンテは今季24試合目にしてこれが2勝目となった。

 アトレティコのディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督は、「低調なパフォーマンスだった。リーグ戦で良い位置につける絶好の機会を逃した。きょうの穴を埋めるために倍の努力をする必要がある」とコメントした。

「自己批判的になって現実に目を向けなければならない。チャンピオンズリーグ出場は不可能だと考える人もいるだろうが、それについてはノーと言う。達成できるかもしれないが、言葉は退屈だから結果で証明する必要がある」

 4位のFCバルセロナ(FC Barcelona)と勝ち点で並んだものの、消化試合数が一つ多い状況となっているアトレティコは来週、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)とのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦初戦を控えている。(c)AFP