中国のネット視聴業界が革新・発展を続ける
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【2月19日 People’s Daily】ここ数年、中国のネット視聴業界は勢いよく発展し、良質な番組が日増しに豊富になり、供給能力が向上し続けている。国家放送テレビ総局発展研究センターが発表した「中国視聴新メディア発展報告(2021)」によると、ウェブドラマは品質を追求する好ましい軌道に乗り、クリエーターは常に時代変遷や庶民生活などを作品の中に反映している。ウェブバラエティーは更にポジティブエネルギーの伝播(でんぱ)に焦点を当てるようになった。ウェブドキュメンタリーが急速に発展し、社会の現実や文化芸術などの題材が人気を集めている。ウェブアニメは強い技術力とコンテンツ力を見せ、視聴者のセグメントを乗り越えることが多いという。
現在、ネット視聴産業は文化産業を繁栄させ、デジタル経済を発展させ、内需を拡大する強力なエンジンとなっている。中国インターネット情報センター(CNNIC)が発表した第48回「中国インターネット発展状況統計報告」によると、2021年6月時点で、中国のウェブ動画(ショート動画を含む)ユーザー数は9億4400万人に達し、ネットユーザー全体の93.4%となったという。
ネット視聴産業は、会員、広告、著作権、ライブコマース、IP(小説やゲームなど知的財産)エコシステムの開発など、さまざまなビジネスモデルを形成している。国家放送テレビ総局の統計公報によると、2020年のネット視聴者の有料番組の利用や番組の著作権などによるサービス収入は830億元(約1兆5000億円)を超えたという。「ネット視聴がこの社会にもたらした変化は巨大で、産業にチャンスをもたらしたと同時に、人々の生活に心の糧を提供した」と、清華大学(Tsinghua University)新聞伝播学院の尹鴻(Yin Hong)教授は述べた。
現在、農村を題材としたショート動画はますます多くのネットユーザーに愛されるようになっており、「快手(Kuaishou)」で話題の「私の農村生活を記録する」は1135億回再生され、「抖音(Douyin)」で話題の「新農民計画2021」の再生は767億回を超えている。より多くの一般人がネット視聴コンテンツの創作に参画し、ショート動画などのメディアを通じて、複数の形式で、多層的・多次元で農民の新たな精神的風貌、農村振興の新たなトレンドを見せている。
良質なネット視聴コンテンツは中国国内で広く人気を博すだけでなく、海外でも多くの「ファン」を引きつけ、外国の視聴者が中国を理解する窓口となっている。
将来のネット視聴産業はどのように発展するのか?カギとなるのは科学技術だ。「中国視聴新メディア発展報告(2021)」の分析によると、今後5年間、「文化+科学技術」がネット視聴産業の主流の発展方向となり、ネット視聴の高品質な発展においてエンジンの役割を果たすという。コンテンツ創作・伝播の観点から見ると、動画のスマート合成技術、動画のビッグデータ検索システム、ホログラム画像技術などの視聴技術は、コンテンツ創作・伝播の効率やインタラクティブな体験を高め続ける。
中国は現在、科学技術イノベーションという「キーとなる変数」をつかみ、融合化、高精細化、特色化の発展を推進し、強大な影響力と競争力を持つ新型主流メディアをいくつかつくり上げ、イノベーションを起こしオムニメディアの伝播システムを確立しようと努力している。ハイテク動画の発展を推進し、ユーザーに超高精細(4K)、バーチャル・リアリティー(VR)、拡張現実(AR)、パノラマ動画、ホログラム画像などの高品質視聴サービスを提供し、人々の美しい生活の新需要をより満足させ、文化の新消費をリードしていく。(c)People’s Daily/AFPBB News