【2月16日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)は15日、決勝トーナメント1回戦第1戦が各地で行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)がキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)の後半アディショナルタイム4分のゴールでレアル・マドリード(Real Madrid)に1-0で先勝した。

 試合は前半からレアルがPSGの猛攻にさらされる展開になったが、60分過ぎにはリオネル・メッシ(Lionel Messi)のPKを守護神ティボー・クルトワ(Thibaut Courtois)が止め、アウェーのレアルが引き分けをもぎ取るかに見えた。

 しかし迎えた試合終了間際、エムバペがDF2人の間を割って左サイドからペナルティーエリア内に侵入すると、クルトワの牙城を崩して今季公式戦22ゴール目となる決勝点を挙げた。

 今季いっぱいでPSGとの契約が切れた後、レアルに移籍するとうわさされているエムバペだが、そのエムバペの土壇場の得点で、PSGが3月9日に行われる敵地での第2戦に向けて有利な立場を手に入れた。

 PSGでは、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が足首の負傷から昨年11月下旬以来となる復帰を果たした。まだ先発は難しいとの判断でベンチスタートになり、この日は後半途中からの出場となった。(c)AFP/Andy SCOTT