岸田首相、ウクライナ大統領と電話会談 対ロ緊張めぐり
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【2月15日 AFP】岸田文雄(Fumio Kishida)首相は15日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領と電話会談し、ロシアによる侵攻の可能性に直面しているウクライナの領土一体性への支持を表明するとともに、紛争の外交的解決を促した。
岸田氏は会談の中で、ウクライナの「主権と領土の一体性について、一貫して支持をしている」と強調。さらにゼレンスキー氏に対し、日本は対ウクライナ支援として少なくとも1億ドル(約116億円)規模の借款の用意があると伝えた。
さらに岸田氏は、ウクライナ情勢を「重大な懸念を持って注視している」と述べ、ロシアによる侵攻の場合は、先進7か国(G7)をはじめとする国際社会と連携しながら、制裁適用の可能性も含めて「適切に対応していかなければならない」との考えを示した。
同日には岸信夫(Nobuo Kishi)防衛相も、日本海およびオホーツク海(Sea of Okhotsk)南部でロシア海軍が活動を活発化させていることに触れ、「昨今のウクライナ周辺におけるロシアの動きと呼応する形で、ロシア軍が東西双方で同時に活動しうる能力を誇示している」と警戒を示した。
日本とロシアは、北方領土問題が現在も残っており、複雑な関係にある。(c)AFP
