【2月15日 CGTN Japanese】開催中の北京冬季オリンピックのメインプレスセンターにはスマートレストランがあり、ここではロボットが人間の代わりに食事サービスを提供しています。利用者はおいしい料理を味わうと同時に、テクノロジーがもたらした効率と便利さを感じることができます。

 このレストランの最大の特徴は料理人もいなければ、料理を運ぶ従業員もおらず、調理と配膳が全てロボットにまかされ、自動化が実現していることです。自動調理エリアでは、食材と調味料が自動的に順序良く鍋に入れられて炒められた後、皿に載せられます。料理はその後、配膳用エレベーターで天井に設けられたレールに送られ、レールに据え付けられたスマートトレーが届け先の正確な位置を決めてテーブルに運んだ後、皿が空から降ってくるようにしてテーブルに届けられます。

 ランチタイムには自動調理エリアの近くで食事を取る利用者が多く、みんなハイテク感満載の調理と配膳システムに興味津々で、調理エリアからロボットが出てくるたびに、携帯電話で撮影したり録画したりしています。これは北京冬季オリンピックのスマートレストランの一つの風景となっています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News