【2月15日 AFP】スペイン1部リーグ、レアル・マドリード(Real Madrid)のカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)が14日、翌日に行われるパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)決勝トーナメント1回戦出場に意欲を見せた。

 ベンゼマはフランス・パリで報道陣に、「かなり良い感触だが、トレーニング後の状態を見守りたい」と話しつつ、「常にチームのために戦う準備をしている。そうでなければマドリードに残っていたが、またけがするリスクを冒すつもりもない」と慎重な姿勢も示した。

 今季公式戦チーム最多の24ゴールをマークしているベンゼマは、1月23日に途中交代したエルチェ(Elche CF)戦以来、3試合欠場が続いている。

 対するPSGは、レアル戦でネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が昨年11月以来となる復帰を飾る可能性がある。

 PSGはこの日、けがでレアル戦に出場できないのはDFセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)のみと発表。ふくらはぎの故障に悩まされ続けているラモスは、古巣との一戦を欠場することとなった。

 一方でネイマールは練習に復帰しており、出場すれば足首を痛めた昨年11月28日のサンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)戦以来のプレーとなる。

 ネイマールについてPSGの主将マルキーニョス(Marcos Aoas Correa "Marquinhos”)は、「元気だし自信に満ちている。たとえ1試合もプレーしていなくても、いったんピッチに立てば全て出し尽くすだろう。だが彼がベンチに座るかプレーするかは監督の判断だ」とコメントしている。

 第1戦はパルク・デ・プランス(Parc des Princes Stadium)で行われ、第2戦は3月9日にマドリードで開催される。(c)AFP