【2月14日 AFP】米カリフォルニア州ロサンゼルスで14日開催されたナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の頂上決戦、第56回スーパーボウル(Super Bowl LVI)で、ハーフタイムショーに史上初めてヒップホップアーティストが集結し、ドクター・ドレー(Dr. Dre)、スヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)、メアリー・J・ブライジ (Mary J. Blige)、エミネム(Eminem)、ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)、50セント(50 Cent)らがパフォーマンスを披露した。

 エミネムは音楽界最大のイベントの一つであるこの大舞台で、片膝をついて人種差別への抗議を訴えた。膝つきは2016年に、当時NFLでプレーしていたQBコリン・キャパニック(Colin Kaepernick)選手が始めた抗議活動だ。

 ロサンゼルスでスーパーボウルが開催されるのは約30年ぶりで、ハーフタイムショーではフィールドに巨大なロサンゼルスの地図が映し出された。

 ハーフタイムショーは3年連続で、歌手ジェイ・Z(Jay-Z)が運営するレコードレーベル「ロック・ネイション(Roc Nation)」がプロデュースした。NFLは起用について「社会的正義を追求するリーグの取り組みを拡大する」ためと説明している。(c)AFP