【2月14日 AFP】北京冬季五輪は14日、新種目のボブスレー女子1人乗りが行われ、米国のケーリー・ハンフリーズ(Kaillie Humphries)が金メダルを獲得し、今大会のそり競技におけるドイツの独壇場に終止符を打った。

 元カナダ代表の36歳のハンフリーズは、合計タイム4分19秒27で優勝。1秒54差の2位にはエラナ・マイヤーズ・テイラー(Elana Meyers Taylor)が入り、米国勢がワンツーフィニッシュを果たした。

 新型コロナウイルスの検査で陽性となり、9日まで10日間隔離されていた37歳のマイヤーズ・テイラーは、メダルが確定すると目に涙を浮かべた。

 ハンフリーズと1秒76差の3位にはカナダのクリスティン・デブルイン(Christine de Bruin)が入り、銅メダルを獲得した。

 この種目まで、ドイツ勢はリュージュ全4種目、スケルトン全2種目を制覇し、そり競技全6種目で金メダルを独占していた。(c)AFP