【2月14日 AFP】ノルウェーの男子スキージャンプ選手ロバート・ヨハンソン(Robert Johansson)は、トレードマークの豊かな口ひげは失ったかもしれないが、それでも今回の北京冬季五輪では団体の金メダルを手に入れられると信じている。

 4年前の平昌冬季五輪で、見事なカイゼルひげがSNSで話題を呼んだヨハンソンだが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)でマスクを着けなければならなくなったことで、おなじみの姿が「台無し」になった。それでも31歳となり、短く整えたひげで臨む今回、14日の団体で優勝することに自信を持っている。

 13日の練習後、ヨハンソンはAFPに対して「こういうマスクをいつも着けるようになって、ひげが台無しだし、見た目もひどいから、長いひげとはしばらくお別れしなければならなくなった」と明かし、「コロナが少し落ち着いたら、また戻すかもしれない」と話した。

 平昌大会でノルウェーは男子団体の金メダルを獲得。12日の個人ラージヒルでマリウス・リンビク(Marius Lindvik)が勝利したことも連覇への追い風になっている。4年前にも優勝メンバーの一人だったヨハンソンは、今回もチームが一丸となって力を見せられると考えている。

 ヨハンソンは「われわれもとても強いチームだと感じているし、非常にエキサイティングな大会になるだろう。いい状態のチームがとても多いからね」と話した。

「ノルウェーに運が向くことを祈っている」 (c)AFP