【2月14日 AFP】北京冬季五輪は14日、フィギュアスケートのアイスダンス・フリーダンス(FD)が行われ、フランスのガブリエラ・パパダキス(Gabriella Papadakis)/ギヨーム・シゼロン(Guillaume Cizeron)組が、世界最高点を再び更新する合計226.98点をマークし、金メダルを獲得した。

 リズムダンス(RD)で世界最高得点を更新して首位発進したパパダキス/シゼロン組は、FDは136.15点と自らの世界記録にわずかに届かなかったが、合計では同じく自分たちが持つこれまでの最高点226.61点を上回った。

 演技中に衣装の問題もあった前回の平昌冬季五輪では2位に終わった。だが、赤と金のきらびやかな衣装に身を包んだ今回はトラブルに見舞われることもなく、ガブリエル・フォーレ(Gabriel Faure)の「エレジー(Elegie)」に乗せてリンクを舞い、五輪初優勝を果たした。

 今季の欧州選手権(ISU European Figure Skating Championships 2022)と昨季の世界選手権(ISU World Figure Skating Championships 2021)を制しているロシア五輪委員会(ROC)のヴィクトリヤ・シニツィナ(Victoria Sinitsina)/ニキータ・カツァラポフ(Nikita Katsalapov)組が220.51点で銀メダルを獲得した。

 米国のマディソン・ハベル(Madison Hubbell)/ザカリー・ダナヒュー(Zachary Donohue)組が218.02点で銅メダルを獲得した。(c)AFP