【2月14日 AFP】インドネシアの警察は13日、海岸で深夜に瞑想(めいそう)していた23人の集団が高波にさらわれ、少なくとも10人が死亡したと発表した。12人が救出され、1人が行方不明となっている。

 23人は東ジャワ(East Java)州パヤンガン(Payangan)の海岸で、手をつなぎながら瞑想していた。どのような儀式が行われていたかは不明だが、「精神指導者」は無事で、事情を聞くという。

 地元メディアによると、犠牲者は全員、近くの町の出身だった。

 軍関係者がTVワン(TVOne)に語ったところによると、事故が起きた海岸は通常、夜は閉鎖されており、集団は何らかの方法で侵入したとみられる。

 当局は、高波への警戒を呼び掛けていた。(c)AFP