【2月14日 AFP】(更新)21NFLは13日、米ロサンゼルスのSoFiスタジアム(SoFi Stadium)で第56回スーパーボウル(Super Bowl LVI)が行われ、ロサンゼルス・ラムズ(Los Angeles Rams)が23-20でシンシナティ・ベンガルズ(Cincinnati Bengals)を下し、本拠地で優勝を飾った。

 ラムズはクーパー・カップ(Cooper Kupp)が2タッチダウンを決め、守ってはアーロン・ドナルド(Aaron Donald)を中心に猛烈なディフェンスを披露した。残り1分25秒でカップが逆転のタッチダウンレシーブを決めると、その後ドナルドが相手QBジョー・バロウ(Joe Burrow)へのサックに成功。劇的な形で、熱戦に事実上の決着をつけた。

 ドナルドは「とにかくすごく幸せだ」とコメントし、「このタイトルがどうしても欲しかった。夢見ていた」と喜んだ。最後の決定的なサックについては「1プレーで僕らが世界王者だ」と話し、「どうにかして彼のもとへ到達するつもりで、何とかそれを実現できた」と振り返った。

 一方、QBのマシュー・スタッフォード(Matthew Stafford)はチームの決して諦めない姿勢をたたえ、「このチームを本当に誇りに思う」と話した。

 ラムズのスーパーボウル制覇は1999年シーズン以来となる通算2度目で、当時はセントルイス(St. Louis)に拠点を置いていた。

 一方のベンガルズは1982、89年に続く3度目のスーパーボウル出場も、初優勝にはわずかに手が届かなかった。(c)AFP