【2月13日 AFP】12日に行われた男子テニス、ダラス・オープン(Dallas Open 2022)のシングルス準決勝で、ツアー史上最長となる計46ポイントのタイブレークが繰り広げられた。

 歴史が生まれたのはライリー・オペルカ(Reilly Opelka、米国)対ジョン・イズナー(John Isner、米国)のビッグサーバー対決で、試合は39本のサービスエースを奪ったオペルカが7-6(9-7)、7-6(24-22)で勝利。

 第2セットのタイブレークは1990年のATPツアー発足以来最長だった。

 オペルカは8本目のマッチポイントで勝利を手にしたが、勝負が決まるまでは26ポイント連続でサーブ側がポイントを獲得した。

 今回のタイブレークについてオペルカは試合後、前代未聞の7度のチェンジコートが行われたことに触れ、「途中からよく分からなくなった」とコメント。敗れたイズナーはオペルカの「勝負強さ」をたたえた。(c)AFP