【2月13日 AFP】KLMオランダ航空(KLM Royal Dutch Airlines)は12日、ロシアによるウクライナ侵攻の懸念が高まる中、ウクライナ便の運航を当面停止すると発表した。

 KLMは「今夜(12日)出発予定の首都キエフへの航空便は運航されない」とし、「渡航勧告の変更」と「安全面での総合的な分析」を踏まえた決定だと説明している。

 この発表に先立ち、オランダ政府はウクライナへの渡航中止を勧告し、現地にいる自国民に出国を呼び掛けた。ベルギー、ドイツ、イタリアなど一部欧州諸国も同様の勧告を出している。

 在ウクライナ米大使館も12日、緊急時の対応に当たる職員以外に退避を命じた。(c)AFP