【2月13日 AFP】21-22スペイン1部リーグは12日、第24節の試合が行われ、首位レアル・マドリード(Real Madrid)は負傷で長期離脱していたギャレス・ベイル(Gareth Bale)が復帰したものの、アウェーでビジャレアル(Villarreal CF)と0-0で引き分けた。

 ベイルは昨年8月以来となる先発出場を果たしたが、チームは勝ち点を取りこぼし、前日にエルチェ(Elche CF)を2-0で下した2位セビージャFC(Sevilla FC)に再び優勝の望みを与えている。

 宿敵アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)からのタイトル奪還を狙うレアルは、セビージャに4ポイント差をつけている。対するビジャレアルは6位で、5位FCバルセロナ(FC Barcelona)との差を暫定ながら2ポイントに縮めた。

 レアルはこれで、15日に予定されているパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)決勝トーナメント1回戦に照準を合わせることになる。

 不振にあえぐ昨季王者のアトレティコはヘタフェ(Getafe CF)に4-3で競り勝った。勝ち点を39として4位に浮上したが、首位レアルには15ポイント差をつけられている。(c)AFP