【2月13日 AFP】男子テニス、ABNアムロ世界テニストーナメント(ABN AMRO World Tennis Tournament 2022)は12日、シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)は4-6、6-4、6-2で予選勝者のイジー・レヘチカ(Jiri Lehecka、チェコ)に逆転勝ちし、昨年の全仏オープン(French Open 2021)以来となる決勝進出を果たした。

 世界4位のチチパスは、同137位のレヘチカとの接戦について「すごく押された」と振り返り、「予想がつかなかったから、とにかく相手のパターンとテニスを理解することに努めた。彼はファーストサーブの後のプレーが素晴らしくて、今まで見たこともないようなプレッシャーと攻撃だった。自分は踏ん張らなくてはいけなかったし、なんとか勝ち残れた」と20歳の相手をたたえた。

 決勝では第3シードのフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)と対戦する。オジェ・アリアシムは前年覇者で第2シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)を6-7(5-7)、6-4、6-2で下した。

 21歳のオジェ・アリアシムは、過去8度決勝に進出しているが全て敗れており、今回も初タイトルを目指す。チチパスとの対戦成績は過去2勝5敗となっている。(c)AFP