【2月12日 AFP】米国務省高官は12日、南太平洋のソロモン諸島に大使館を29年ぶりに再設置すると明らかにした。アントニー・ブリンケン(Antony Blinken)国務長官がフィジー訪問中に正式発表する。

 ブリンケン氏はフィジーのナンディ(Nadi)で太平洋18か国の首脳とオンライン形式で会談する。米国は太平洋地域で影響力を強める中国に対抗するため、外交と安全保障の面で同地域への関与を強めている。

 米国は1993年、在ソロモン諸島大使館を閉鎖。同国の領事館と在パプアニューギニア大使館が業務を引き継いでいる。(c)AFP