【2月12日 AFP】男子テニス、ABNアムロ世界テニストーナメント(ABN AMRO World Tennis Tournament 2022)は11日、シングルス準々決勝が行われ、世界137位で予選勝者のイジー・レヘチカ(Jiri Lehecka、チェコ)が6-3、1-6、7-5でロレンツォ・ムゼッティ(Lorenzo Musetti、イタリア)を破り、初のツアー4強入りを果たした。

 準決勝では大会第1シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)と激突するレヘチカは「信じられない気分。ここで自分が成し遂げていることは信じられない。この大舞台に立ち、こういった試合を戦うことができて幸せだ」と喜んだ。

 一方の世界4位のチチパスはアレックス・デミノー(Alex De Minaur、オーストラリア)に6-4、6-4で快勝を収めた。

 第3シードのフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)も7-5、7-6(7-4)で第6シードのキャメロン・ノーリー(Cameron Norrie、英国)を退けベスト4入り。準決勝では第2シードで前年覇者のアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev、ロシア)と対戦する。

 ルブレフはマートン・フチョビッチ(Marton Fucsovics、ハンガリー)を6-4、6-3で下した。(c)AFP