【2月12日 AFP】五輪出場経験を持つ米国の元女子スノーボード選手が11日、北京冬季五輪で同競技の代表コーチを務めるピーター・フォーリー(Peter Foley)氏が過去に性的不正行為や不適切行為に及んでいたと、インスタグラム(Instagram)で告発した。

 スノーボードクロスで五輪に出場したキャレン・チャイフルック・シフソフ(Callan Chythlook-Sifsof)さんは、「ピーター・フォーリーは10年にわたり女子選手の裸の写真を撮り続けてきた」と訴え、自身が17歳だった時にチームメートと共に同氏から性的な発言を浴びたことも明かした。

 チャイフルック・シフソフさんは「これを公にすることなく、また五輪を見るなんてできない」と語った。

 米国スキー&スノーボード協会(USSA)は国内メディアにコメントを発表し、今回の疑惑については調査中だとした。

 チャイフルック・シフソフさんはまた、男子スノーボードクロスで北京冬季五輪に出場したヘーゲン・カーニー(Hagen Kearney、米国)が、過去に人種差別的な暴言を吐いて自身に嫌がらせをしたと主張している。(c)AFP