コロナ流行、今年半ばに「急性期」収束も WHO
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【2月12日 AFP】世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長は11日、新型コロナウイルスワクチンの接種率が世界全体で70%に到達すれば、今年6月か7月までにパンデミック(世界的な大流行)の「急性期」が収束する可能性があると述べた。
南アフリカのワクチン製造企業を訪問したテドロス氏は、ワクチン接種率の目標を達成すれば「急性期は実際に収束することが可能で、そうなることを予測している。これはわれわれの手中にある。確率の問題ではない。選択の問題だ」と訴えた。
アフリカ地域の新型ウイルスワクチン接種率は現在、世界最低の11%にとどまっている。WHOのアフリカ事務局は先週、70%の目標に達するには接種ペースを6倍加速させる必要があると指摘していた。(c)AFP