【2月11日 AFP】米大リーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド(Rob Manfred)コミッショナーは10日、選手会(MLBPA)との労使交渉がまとまることを楽観していると語り、2022年シーズンの試合数が減少すれば「悲惨な結果」だとの見解を示した。

 米フロリダ州オーランド(Orlando)で開かれているオーナー会議で、マンフレッド氏は新たな提案を携えて12日に交渉を再開する計画であると明らかにし、「試合数が減少すれば、この業界にとって悲惨な結果と言えるだろう。それを回避すべく、われわれは合意に向けて全力で取り組んでいる」と述べた。

 旧労使協定が失効してオーナー側が昨年12月にロックアウトに踏み切った中、MLBは次週から春季キャンプが開始し、26日にはオープン戦が始まる予定となっている。

 自身を「楽天家だ」と言うマンフレッド氏は、レギュラーシーズンが予定通り3月31日に開幕することを楽観しているとし、「合意がレギュラーシーズンのスケジュールに間に合うと確信している」と述べた。(c)AFP