【2月11日 AFP】北京冬季五輪は10日、アイスホッケー男子1次リーグが行われ、初出場の開催国・中国は0-8で米国に大敗した。

 今大会では北米アイスホッケーリーグ(NHL)が選手の派遣を直前で見送り、米国などの強豪国は国際経験が少ない若手主体のチームづくりを余儀なくされている。

 対する中国は、中国籍を取得した米国やカナダ出身の選手をそろえて五輪デビューを飾ったが、若い米国代表は全く寄せ付けなかった。

 開幕前から競技力を不安視された中国。出場すれば選手だけでなく競技自体のイメージにも良くないのではないかとして、一時は大会から除外されかけたが、そうした懸念を裏付けるような内容だった。

 一方、主に大学選手で臨んだ米国は、中国の2倍近いシュートを放つなどして終始圧倒。ハーバード大学(Harvard University)でプレーする20歳のショーン・ファレル(Sean Farrell)が3得点を挙げた。(c)AFP