【2月11日 AFP】英王室は10日、チャールズ皇太子(Prince Charles、73)が新型コロナウイルス検査で再び陽性反応を示し、自主隔離していると発表した。同日に予定されていた公務は中止された。

 エリザベス女王(Queen Elizabeth II、95)の長男で、王位継承順位1位の皇太子は、2020年3月にも同ウイルスに感染。その際はスコットランドにある女王の別邸で、約1週間自主隔離していた。

 皇太子は9日、首都ロンドンにある大英博物館(British Museum)で開かれたレセプションで、リシ・スナク(Rishi Sunak)財務相らと面会していた。女王と最後に会った時期は不明。

 女王は最近、健康上の問題で公務から遠ざかっていた。しかし即位70年を記念して1年間にわたる祝賀行事が今週から始まっており、多くの公務が予定されている。(c)AFP