【2月7日 AFP】北京冬季五輪は7日、スノーボード男子スロープスタイル決勝が行われ、がんを克服したカナダのマックス・パロット(Max Parrot)が金メダルを獲得した。

 パロットは2018年にホジキンリンパ腫と診断され、化学療法によって「0パーセント」からの再スタートを強いられたが、2回目に90.96点をマークし、地元中国期待の蘇翊鳴(Su Yiming)を抑えて見事な優勝を飾った。

 17歳の蘇もパロットに食い下がり、高いエアで数は少ないながら熱心な観客を沸かせた。88.70点を記録した蘇は、スノーボード男子初のメダルを中国にもたらしている。

 カナダのマーク・マクモリス(Mark McMorris)が88.53点で銅メダルを獲得した。

 日本勢は浜田海人(Kaito Hamada)が59.36点で8位、大塚健(Takeru Otsuka)が52.80点で10位だった。(c)AFP