【2月7日 AFP】サッカーイングランドFAカップ(FA Cup 2021-22)は6日、4回戦が各地で行われ、リバプール(Liverpool FC)は南野拓実(Takumi Minamino)のゴールなどでチャンピオンシップリーグ(2部)のカーディフ・シティ(Cardiff City)に3-1で勝利し、ベスト16に駒を進めた。

 ホームのリバプールは、ジオゴ・ジョタ(Diogo Jota)のヘディングで後半早々に先制すると、途中出場となった新加入のルイス・ディアス(Luis Diaz)が南野のゴールを演出しすぐさまインパクトを残した。

 しかし、この日最も歓声が大きかったのは、足首のけがで5か月にわたり離脱していたハーヴェイ・エリオット(Harvey Elliott)がボレーを決めた76分の場面だった。

 ディアスと共に途中出場を果たし、追加点をマークしたエリオットについて、リバプールのユルゲン・クロップ(Juergen Klopp)監督は、「復帰しただけで大きな一歩なのに、ゴールを決めるなんて本当に信じられない話だ」と語った。

 一方、昨季王者のレスター・シティ(Leicester City)は2部のノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)に1-4で敗れ、まさかの敗退となった。

 同じイースト・ミッドランズ(East Midlands)を本拠地とするノッティンガムへの敗戦は、今季不調のレスターに追い打ちをかける結果となった。

 この日は他にも、2部のボーンマス(AFC Bournemouth)が5部ボーラムウッド(Boreham Wood FC)に0-1で敗れるという波乱があった。

 ボーンマスのホームに乗り込んだボーラムウッドは38分に挙げたゴールを守り抜き、初の5回戦進出を決めた。今大会のベスト16に残った中では、5部で5位につけているボーラムウッドが最も格下のチームとなっている。(c)AFP