【2月7日 AFP】北朝鮮が昨年、武器開発のため経済制裁を受けている中、核・ミサイル開発計画を推し進めていたことが、AFPが5日に確認した国連(UN)の機密文書で明らかになった。

 文書は、安全保障理事会(UN Security Council)の専門家パネルがまとめたもの。それによると、昨年は北朝鮮による核や大陸間弾道ミサイルの発射実験は報告されていないが、「核分裂物質の生産能力」の開発を継続している。

 文書は「北朝鮮は核・弾道ミサイルインフラを維持・開発し、材料や技術、ノウハウを海外に求め続けている」と指摘。特に暗号資産(仮想通貨)に対するサイバー攻撃を行っており、重要な収入源になっているとしている。(c)AFP