【2月6日 AFP】5日に行われた北京冬季五輪のスピードスケート女子3000メートルに、ドイツのクラウディア・ペヒシュタイン(Claudia Pechstein)が冬季五輪の女子選手では最年長となる49歳348日で出場した。8回目の冬季五輪出場も女子では初めての快挙となった。

 警察官のペヒシュタインは、1992年のアルベールビル大会から出場している五輪で5個の金メダルを獲得するなど、数々の実績を残している。この日の3000メートルでは最下位で、自身が持っていた五輪記録も優勝したイレーネ・スハウテン(Irene Schouten、オランダ)に更新された。

 それでも、4日の開会式で旗手を務めたペヒシュタインは「速くはなかったが(ゴール後は)笑顔だった。きょうの目標は8回目の五輪で滑ることで、自分にとってはそれが大切だった」とコメントした。

「冬季五輪に8回出場した女子選手は全世界でも私一人しかいない。きょうの結果はそこまで重要ではなく、大切なのはここへ来てレースすることだった」

「自分がとても誇らしい」 (c)AFP