【2月5日 AFP】(更新)北京冬季五輪は5日、クロスカントリースキー女子15キロ複合が行われ、ノルウェーのテレーセ・ヨーハウグ(Therese Johaug)が今大会最初の金メダルを獲得した。

 大会前から大本命に挙げられていたヨーハウグは44分13秒7でフィニッシュ。ノルウェーはクロスカントリースキーでメダル量産が期待されている。

 ロシア五輪委員会(ROC)のナタリア・ネプリャエワ(Natalia Nepryaeva)が銀メダル、テレーザ・シュタドローバー(Teresa Stadlober、オーストリア)がネプリャエワと0秒3差の銅メダルとなった。

 2010年バンクーバー冬季五輪の20キロリレーで金、2014年ソチ冬季五輪でも銀と銅を獲得したヨーハウグだが、2018年平昌冬季五輪はドーピング違反による資格停止処分のため欠場しており、五輪の舞台で復活の勝利となった。

 ヨーハウグは当時、ドーピング検査で陽性反応を示した理由について、チームドクターから与えられたリップクリームに禁止ステロイドが含まれていたためだと説明していた。

 また、前日の開会式で聖火リレーの最終走者を務め、注目を集めた新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)出身のジニゲル・イラムジャン(Dinigeer Yilamujiang、中国)は43位だった。(c)AFP