【2月5日 AFP】北京冬季五輪は5日、延慶(Yanqing)の国家アルペンスキーセンター(National Alpine Ski Centre)で予定されていたアルペンスキー男子滑降の3回目の公式練習が、強風のため中止となった。

 本番前最後の練習をこなせたのはマティアス・マイヤー(Matthias Mayer、オーストリア)、クリストフ・インナーホッファー(Christof Innerhofer、イタリア)、アレクサンデル・オーモット・キルデ(Aleksander Aamodt Kilde、ノルウェー)の3人だけで、主催者はセッションを打ち切った。

 公式の天気予報によると、すさまじい突風で気温は氷点下19.5度に達し、体感温度は同28.3度になっているという。五輪屈指の花形競技である男子滑降のメダルレースは、6日午前11時からとなっており、当日は同様の風と寒さが予想されている。

 3日と4日の公式練習では、選手たちは問題なくセッションを終えていた。(c)AFP