【2月6日 AFP】フリースタイルスキーはスリリングで、比較的新しい競技だ。斜面を滑り降りながら空中で技を決める。五輪ではモーグル、エアリアル、スキークロス、ハーフパイプ、スロープスタイル、ビッグエアが行われ、エアリアルは混合団体も実施される。

 モーグルはこぶが連続した斜面を滑降し、途中でターンとジャンプの演技を行う。得点配分はターンが一番高く、同率のジャンプとタイムを加えて順位を決める。

 滑走時は左右のスキー板をくっつけ、膝を曲げて素早く方向転換する。回転中にスキー板を交差させる「ヘリコプター」などの技は特にドラマチックだ。

 エアリアルは高さ2~4メートルのジャンプ台から飛び出し、空中でさまざまな技を行う。着地はスムーズでなければならない。得点構成はエアが20%、フォームが50%、着地が30%。

 スキークロスは、起伏やカーブ、ジャンプが設けられたうねりのある斜面で争う。1レース4人で滑り、最初にゴールした選手が勝者となる。

 ハーフパイプは、締め固めた雪でできた約150メートルの半円筒状のコースを滑り降りる。ジャンプの高さ、回転技、テクニック、難易度などで採点する。

 スロープスタイルはテーブルやウォール、レール、ジャンプなどの障害物があるコースで技を競う。

 ビッグエアは特にダイナミックな種目だ。踏み切り台からジャンプし、空中で演技を披露する。(c)AFP