【2月4日 Xinhua News】中国の伝統工芸「火筆画」は「燙画」「烙画」とも呼ばれ、「鉄」を筆、「火」を墨とし、火で熱した焼きごてで素材を焦がして絵を描く。

 安徽省(Anhui)合肥市(Hefei)蜀山区に住む呉善明(Wu Shanming)さん(65)は、40年以上にわたり「火筆画」の制作を行い、同省宣城市(Xuancheng)の伝統工芸品「宣紙(書画用の上質紙)」や竹、ヒョウタンなど、さまざまな素材を用いた作品に挑戦してきた。寅年の春節(旧正月)を迎え、呉さんは虎をテーマとした作品22点の制作を開始。電気ごてが紙の上を走ると、勇猛な虎の姿が出現した。(c)Xinhua News/AFPBB News