【2月2日 AFP】2022年サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)南米予選は1日、各地で第16節の試合が行われ、ウルグアイはこれが代表2試合目となる若手ウインガー、ファクンド・ペリストリ(Facundo Pellistri)らの活躍でベネズエラを4-1で下し、本大会出場の可能性を高めた。

 ディエゴ・アロンソ(Diego Alonso)新監督が就任したウルグアイは、ロドリゴ・ベンタンクール(Rodrigo Bentancur)とジョルジアン・デ・アラスカエタ(Giorgian De Arrascaeta)、エディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)、そしてルイス・スアレス(Luis Suarez)のPKで快勝。連勝を飾って本大会へ自動で出場できる4位へ復帰した。

 残り2節となった南米予選は、ブラジルとアルゼンチンがすでに本大会出場を決めている。ウルグアイも自力で本大会の切符を手に入れられる順位につけており、次節は本拠地にペルーを迎え、最終節はチリとのアウェーゲームに臨む。

 チリはアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)の2ゴールでボリビアに3-2で競り勝ち、本大会出場に望みをつないだ。チームはウルグアイと勝ち点3差、5位ペルーと同2差の6位に位置している。

 エクアドルとペルーの一戦は1-1の引き分けに終わった。3位エクアドルは勝てば本大会出場を決められた可能性もあったが、一歩前進するにとどまり、ペルーもウルグアイに抜かれて大陸間プレーオフにまわる5位に転落した。

 コロンビアは7戦連続無得点でアルゼンチンに0-1で敗れ、予選敗退が濃厚となった。

 ブラジルは4-0で大勝してパラグアイを敗退に追い込んだ。フィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)の他に、ラフィーニャ(Raphinha)、アントニー(Antony Matheus dos Santos)、ロドリゴ(Rodrygo)がネットを揺らした。(c)AFP/Barnaby CHESTERMAN