【2月2日 AFP】4日に開幕する北京冬季五輪の聖火リレーが2日に始まり、市内のオリンピック森林公園(Olympic Forest Park)で出発式が行われた。

 聖火は、市内と張家口(Zhangjiakou)の競技エリアを1000人以上のランナーがつなぎ、4日夜に開会式が行われる「鳥の巣(Bird's Nest)」こと北京国家体育場(Beijing National Stadium)に到着する。

 関係者は、リレーは現地ではなくオンラインで見るよう国民に求めており、観覧は厳しく制限されている。

 北京日報(Beijing Daily)によると、最初の3人の聖火ランナーは、現在80歳の元スピードスケート選手で、1963年に中国選手で初めて冬季スポーツの世界選手権優勝を果たした羅致煥(Luo Zhihuan)氏、宇宙飛行士の景海鵬(Jing Haipeng)氏、月探査衛星「嫦娥1号(Chang'e-1)」の設計士である葉培建(Ye Peijian)氏が務めた。(c)AFP