【2月2日 AFP】イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)は1日、ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)の退団を発表した。これにより、同選手がスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)にフリーで加入する道が開かれた。

 アーセナルの元キャプテンである32歳のオーバメヤンは同日、SNSに投稿された写真の中でバルセロナの練習に参加している姿が確認された。

 冬の移籍市場が閉じる直前の1月31日、オーバメヤンはスペインに到着したが、期限までに両クラブから契約に関する発表はなかった。しかし、アーセナルが放出したことでオーバメヤンは無所属となり、移籍期間外での契約が可能となった。

 アーセナルは発表文の中で「ピエール・エメリク・オーバメヤンは双方合意の上でクラブを退団した」と明かし、「オーバのキャリアの次の章での成功を祈るとともに、彼のクラブへの貢献に感謝する」と記した。

 昨年12月に処分を受けてからアーセナルで公式戦に出場していなかったオーバメヤンは、プレミアリーグで最高給の選手の一人で、週に約25万ポンド(約3900万円)の基本給を受け取っていたと報じられている。(c)AFP