【2月3日 People’s Daily】「3億人をウインタースポーツ参加に導く」という美しいビジョンはやがて現実となる。このほど、国家統計局が国家体育総局の依頼を受け、「『3億人をウインタースポーツ参加に導く』統計調査報告書」を正式に発表した。「報告」によると、2015年に北京冬季五輪の招致に成功して以来、全国住民のウインタースポーツの参加人数は3億4600万人で、参加率は24.56%だったという。

 年齢別に見ると、18歳以上は3億人、18歳以下は4600万人だった。ウインタースポーツへの参加率は18〜30歳が37.27%で最も高かった。参加目的別に見ると、2015年以来ウインタースポーツへの参加経験のある回答者のうち、「娯楽・レジャー」が70.35%で最も多く、その次の「健康のため」が15.78%だった。

 中央財経大学(Central University of Finance and Economics)体育経済研究センターの王裕雄(Wang Yuxiong)主任は、「『3億人をウインタースポーツ参加に導く』という目標を前倒しで達成することができたのは、優れたトップダウン設計のおかげで、中央から地方に至るまで、ウインタースポーツの発展を促進する政策文書を多く打ち出したからだ」と述べた。

 積極的な指導の下で、大衆の氷雪フィットネスへの意識は高まり続けている。「報告」によると、2015年以来ウインタースポーツへの参加経験のある回答者のうち、自発的な参加と答える人は92.64%だったという。2014年からスタートした「大衆ウインターシーズン」は、すでにウインタースポーツの普及促進の年度祭典となっており、規模は第1回大会の10の省・区・市の参加から、31の省・区・市の連動型参加までに発展し、参加人数も1000万人級から2020〜2021シーズンには延べ1億人近くに上り、大衆氷雪関連イベントは1200近く行われた。

 新設・改築された室内スケート場、スキー場により、ウインタースポーツは通年でできるものになり、大衆生活の新たな風潮となった。国家体育総局のデータによると、2021年初めまでに、全国には654の標準スケート場と803の屋内外の各種スキー場があり、2015年と比べ増加幅はそれぞれ317%と41%に達したという。

 科学技術応用の絶え間ない進歩に伴い、ウインタースポーツはすでに時空の限界を破った。科学技術、ウインターシーズン以外の季節でもできるウインタースポーツの展開により、通年のウインタースポーツの展開モデルを各地で形成し、ウインタースポーツに参画する新たな風潮を盛り上げた。ウインタースポーツはすでに単一の季節性のマイナースポーツから通年の日常のレジャースポーツに変わってきた。

「3億人をウインタースポーツ参加に導く」目標の実現は、ウインタースポーツをマイナーからメジャーへ、地域から全国へ、冬季から通年への転換を成功裏に実現しただけでなく、大衆の満足感と幸福感を高め、世界ウインタースポーツの革新的な発展のために中国実践、中国案を提供した。

 王氏は「北京冬季五輪は3億人をウインタースポーツ参加に導き、全世界のウインタースポーツの発展にとって一里塚となる進歩だ。新たな消費を促進し、経済成長をけん引するためにも重要な意味がある」と述べた。

 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長が語ったように、「 3億人のウインタースポーツ参画に伴い、世界のウインタースポーツの歴史は北京冬季五輪を境界線とする。北京冬季五輪は世界のウインタースポーツ発展の一里塚になるだろう」。(c)People’s Daily/AFPBB News