【2月1日 Xinhua News】北京冬季五輪オーストラリア選手団のジェフ・リプシャット団長は30日、張家口(Zhangjiakou)競技エリアで開かれた選手団の最初の記者会見で、会場と施設を称賛した。選手は大会期間中に自らの夢の実現に専念すべきだとも述べた。

 リプシャット氏はこれまで数回の冬季五輪に参加している。張家口競技エリア雲頂スキー公園を確認した感想については「大きな山に感銘を受けた。競技場の設計も申し分ない」と語った。

 豪州メディアから人工雪の使用について問われると、人工雪を使ったコース整備は大型競技大会の慣例であり、必要条件でもあると答えた。

 「人工雪の使用はコース表面がより硬くなり、コースの質と状態がより安定することを意味する。衝撃や圧力への耐性も増す」と指摘し「競技用スキーコースのほとんどは人工雪を使用している。雪質が硬く引き締まった会場がなければ、コースの雪の状態は簡単に損なわれてしまう」と述べた。

 選手は北京冬季五輪を自らの夢を実現する舞台とすべきであり、競技そのものに専念すべきだとの考えも示した。

 オーストラリア選手団は今回、カーリング▽ショートトラック(スケート)▽フィギュアスケート▽ボブスレー▽リュージュ▽スケルトン▽アルペンスキー▽スノーボード▽フリースタイルスキー▽クロスカントリースキーの10競技に出場する。男子選手21人、女子選手23人の計44人からなり、うち30人が張家口競技エリアで競技する。(c)Xinhua News/AFPBB News