【2月4日 AFP】スピードスケートは長い歴史を持つ。17世紀にはオランダの凍った運河で行われていた。

 1周400メートルの五輪リンクでは滑走速度は時速60キロにも達する。

 その一因が、1990年代以降に広まったスラップスケートだ。かかと部分が固定されていないため、ブレードと氷の接地時間が長い。

 個人戦は2人ずつ滑走。内側と外側のレーンを1周ずつ交代しながら滑る。一番内側は練習レーンだ。

 北京冬季五輪では、男女計14種目を実施。

 3人1組の団体追い抜きは、2組がそれぞれリンクの反対側からスタートする。

 長距離種目では片手を腰に回し空気抵抗を抑える。

 コーナリングでは脚をクロスさせ、遠心力に負けないように腕を振る。

 女子種目は500メートル、1000メートル、1500メートル、3000メートル、5000メートル。

 男子種目は500メートル、1000メートル、1500メートル、1万メートルなどだ。

 また、男女それぞれマススタートもある。(c)AFP