【1月29日 AFP】ツイッター(Twitter)は26日、大人気の英単語当てゲーム「Wordle(ワードル)」の翌日の正解をネタバレしていたボットアカウントを凍結した。

 ワードルの出題は1日1問で、お題となっている6文字の英単語を6回以内に当てるゲーム。ウェブブラウザーでのみプレー可能で、スマートフォン用アプリはないが、自分の回答をソーシャルメディアでシェアできることもあり、昨年に一般公開されて以来、大勢にプレーされている。

 だが、「@wordlinator」というボットアカウントは参加者の楽しみを奪いたかったのか、ソーシャルメディアに自分の回答を投稿したアカウントに対し、「ねえ、言葉遊びのそんな平凡な得点に誰も関心を持たないよ。いいことを教えてあげよう。明日の単語は…」と翌日の正解を自動返信していた。

 ツイッターの広報はAFPに対し、「このアカウントは、ツイッターの規約と、不特定多数のアカウントに一方的にメンションを送り付けることを禁じた自動化ルールに違反しているため、凍結した」と述べた。ツイッターは、自社のプラットフォームを使った他のユーザーへの嫌がらせを容認しない方針を示している。

 ボットアカウントの所有者は、ワードルのウェブページのソースコードを見て翌日の正解を見つけていたとみられる。

 プレーヤーの一人は「無邪気なゲームを楽しんでいる人たちを憎むあまりにワードルに侵入するなんて、どれだけ病んでひねくれた人間なんだ?」とツイートした。(c)AFP